乃木坂46“みさみさ”とメディアリテラシー

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番組から送られてきた出演要請の企画書を読んだとき、目を疑った。

bayFMの生番組「金つぶ」。なんと、この日は19:00から2時間20分の番組まるごとのテーマが「メディアリテラシー」! 最初から最後まで、パーソナリティーの小島嵩弘さんと衛藤美彩さん(乃木坂46)が、やわらかタッチでこの話題を展開した。

下村はその中の、午後8時からのゲストコーナーにスタジオ出演。「情報の真偽をしっかり見極めましょう」なんてキレイごと、いちいちニュースの背景を知らなかったらできるわけないじゃん!というホンネを出発点に、毎度おなじみ《予備知識がなくても情報に踊らされない4つのおまじない》を披露した。

せっかく柔らかい番組なので、もう一つ、受け売りだけどこんな実験も。

①天井に向かって人差し指を立て、その指を見つめながら、時計回りにクルクル回す。
②そのまま、ヘリコプターが回転翼を回しながらスーッと降りてくるように、水平に指を回したまま、胸の前までクルクルを降ろしてくる。
③その指を上から見下ろすと……あら不思議、途中で回転を変えていないのに、反時計回りになっている!

―――ほらね、事実は1つでも、どの角度から見るかによって、全く違った見え方になるでしょう? 情報って、そういうものです。1つの角度から見た だけで、結論を決めつけないようにしなくちゃね。…などと話が盛り上がり、台本をだいぶオーバーして40分もしゃべらせていただいた。

書いた人 下村健一 22 Articles
TBS報道局アナ(スペースJ、等)を15年務めた後、フリーキャスター(筑紫哲也NEWS23、サタデーずばッと、等)10年。その後、内閣審議官(2年任期満了後は民間契約アドバイザー)として計約900日、民主・自民の3政権で政府の情報発信に従事。現在は慶應義塾大学、関西大学、白鴎大学で教鞭をとる他、小学教科書の執筆など、幅広い年代の子ども達の教育に携わる。世間の難しいコミュニケーションを橋渡しする《コミュニケーター》として働くことがモットー。