【動画撮影のツボ】まずは自分に生インタビュー

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街の情景描写を撮りたいとき。道行く人に声を掛ける勇気がまだ無いうちは、黙々と撮った無言の映像だけになりがちだ。そこに、後から字幕を加える? ナレーション原稿を作文して、後で吹き込む?

いやいや、それよりも、撮影しているその時に、リアルタイムで感じることを、ブツブツ呟きながら撮ってみよう。それはいわば、自分自身への生インタビュー。それだけで、その場の空気感や臨場感は、観る者に格段に伝わってくる。

名調子である必要なんか、ない。《3分前の完成品》よりも、《今現在の未完成品》を描き出そう!
―――今日の毎日女性会議で、初心者の皆さんの試作品へのアドバイス。(中級以上となると、撮影者は「どれだけ自分は声を出さずに相手の喋りを引き出すか」という真逆の課題にチャレンジすることになるのだが。またいずれ。)

書いた人 下村健一 24 Articles
若手メディア人の勉強会「令和メディア研究所」主宰。インターネットメディア協会(JIMA)リテラシー担当理事。TBS報道局アナ(スペースJ、等)15年、フリーキャスター(筑紫哲也NEWS23、サタデーずばッと、等)10年。その後、内閣審議官等のポストで計約900日、民主・自民の3政権で首相官邸の情報発信に従事。東京大学客員助教授、慶應義塾大学特別招聘教授、関西大学特任教授などを経て、現在は白鴎大学特任教授。小学教科書の執筆から企業(新人〜経営者)研修まで、幅広い年代のメディア・情報教育に携わる。

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