【動画撮影のツボ】まずは自分に生インタビュー

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街の情景描写を撮りたいとき。道行く人に声を掛ける勇気がまだ無いうちは、黙々と撮った無言の映像だけになりがちだ。そこに、後から字幕を加える? ナレーション原稿を作文して、後で吹き込む?

いやいや、それよりも、撮影しているその時に、リアルタイムで感じることを、ブツブツ呟きながら撮ってみよう。それはいわば、自分自身への生インタビュー。それだけで、その場の空気感や臨場感は、観る者に格段に伝わってくる。

名調子である必要なんか、ない。《3分前の完成品》よりも、《今現在の未完成品》を描き出そう!
―――今日の毎日女性会議で、初心者の皆さんの試作品へのアドバイス。(中級以上となると、撮影者は「どれだけ自分は声を出さずに相手の喋りを引き出すか」という真逆の課題にチャレンジすることになるのだが。またいずれ。)

書いた人 下村健一 22 Articles
TBS報道局アナ(スペースJ、等)を15年務めた後、フリーキャスター(筑紫哲也NEWS23、サタデーずばッと、等)10年。その後、内閣審議官(2年任期満了後は民間契約アドバイザー)として計約900日、民主・自民の3政権で政府の情報発信に従事。現在は慶應義塾大学、関西大学、白鴎大学で教鞭をとる他、小学教科書の執筆など、幅広い年代の子ども達の教育に携わる。世間の難しいコミュニケーションを橋渡しする《コミュニケーター》として働くことがモットー。